FAQ
歯医者に行かないで治る?
虫歯は歯を溶かしている状態で、溶けてしまったものは歯磨きなどで自然に治ることはありません。しかし、歯を磨くことにより虫歯を予防したり、進行を止めることは可能です。ほかにも乳歯の時期に行うフッ素洗口や歯科医院でのフッ素塗布も虫歯予防や進行を止める効果があります。
親知らずは大丈夫ですか?
親知らずが斜めや横になって生えていると、汚れがたまりやすいので痛みがでたり、腫れたりする事がありますので歯医者に行くことをおすすめします。また、真っ直ぐに生えていたとしても歯磨きがしにくい部位なので早めに歯医者に行くことをおすすめします。
永久歯が生えてきません
永久歯が埋もれたままになっている可能性があります。珍しいことではありませんが、歯がないままの状態が続くと噛み合わせが悪くなったりしますので、早めに歯医者に行くことをおすすめします。噛み合せが悪いと消化不良で内臓に負担をかけたり、 顎が痛くなったり、偏頭痛がしたり、 肩が凝ったりします。
高齢者は歯が抜けやすい?
高齢者だから抜けやすいと言うことはありません。確かに細胞や組織は老化していきますので歯が抜けやすくなる可能性はありますが、 若くても正しく磨けていなければ 歯は抜けていきますし、高齢者でも正しく磨けていれば歯を長く持たせることができます。
虫歯になり易い人、なり難い人
虫歯になりやすい人はいます。唾液、歯並び、歯の固さなど様々な要因に個人差がありますから。しかし、一日三回磨いていても虫歯にはなります。それは磨けてないからです。歯ブラシは道具ですから、うまく使いこなさなければなりません。丁寧に時間をかけて磨いてください。
たばこのヤニで歯が黄色くなる
たばこのヤニは、一度ついてしまうと歯磨きなどでは落ちません。歯医者さんでクリーニングしてもらうことをおすすめします。また、たばこのヤニや茶渋などは、人によって付きかたに違いがあります。それは歯の表面の状態や唾液の成分に個人差があるためです。
片側の歯だけで噛むのは?
片方だけで食べていると一方に負担がかかってしまい、顎が痛くなったり、片方の筋肉が発達して笑顔の口元がゆがんだり、噛み合わせがおかしくなったりします。虫歯などで片方しか噛めない状態の場合は、早めに歯医者へ行くことをおすすめします。
妊娠中に治療はできますか?
妊娠中は原則として治療は避けた方が良いでしょう。ただし、安定期(17週~28週)の間なら、簡単な虫歯治療や歯石除去は問題ありません。また、「妊娠性歯周炎」などを予防する意味では、この間にきちんと予防処置や指導を受けられる事をお勧めします。
口臭が強いのですが
口臭の主な原因は歯周病であり、歯周病治療を平行してお受け頂くことにより、ほとんどの口臭は解決できます。歯磨きや歯石除去、うがい、舌の掃除、被せ物の掃除等が必要ですので、お気になる方はご相談下さい。