一筆啓上

2009年 11月

 来年の2月に札幌歯科医師会で、坪井先生をお呼びして講演会をやることに

なりました。

 平成22年2月6日(土) 札幌歯科医師会大講堂

 「患者さん中心のインプラント治療の実践」

 Back to the real basic!

です。

坪井先生の経歴と企画内容を載せておきますね。

 昭和59年北海道大学歯学部卒業 同年京都大学医学部口腔外科入局
平成元年京都大学医学部口腔外科助手 平成5年~6年イエテボリ大学医学部外科学研究所客員教授 平成12年京都大学大学院医学研究科講師 平成16年京都府国保連合審査会審査委員 平成19年医療法人メディカルライフクオリティー口腔外科部長 
京都大学非常勤講師
日本顎顔面インプラント学会評議員 京都大学医学博士 
日本口腔外科学会口腔外科専門医 BLS&ACLSヘルスプロバイダー(AHA)
「生体用インプラント部品およびその製造方法」特許
Scientific adviser Astra,Straumann,Zinmmer,Materialise 他

近年、歯科インプラント治療の発展は目覚しく、世界の標準治療となり、欠損補綴の第一選択肢として市民権を得たような感じがします。
現在、10人に1人の歯科医師がインプラント学会に加入しており、多くのメーカーのセミナーが目白押しです。インプラントの臨床導入を考えている歯科医も多く、もっと失敗例やリカバリー例をもとに、インプラントの安全性や適応性について正しい情報提供をしなければ、医療事故や医療訴訟につながりかねません。
また、新しい製品と治療プロトコールが氾濫している市場で、それらに対する科学的な考察を加えることは、患者さん中心の医療には欠かせないことです。1981年にProf.T.Albrektssonらがその成功基準と治療結果に影響を与える6つの主たる要因を提唱しました。これは、それまでの非科学的なインプラント治療に対する警告であったと共にインプラント治療領域への科学的アプローチの導入でもありました。
今回、京都大学に20年以上在籍し、日本のインプラント治療の第一人者の一人である坪井氏を招聘し、基本を重視したインプラント治療の実践、患者さん中心の医療について、基本に立ち返りお話していただきます。坪井氏は、インプラント1万本以上の埋入、再生療法2000症例以上をもつ、最前線で活躍している口腔外科専門医です。また各メーカーの教育的立場にあり、Albrektsson教授の弟子として、世界標準のインプラント治療を公平公正にご講演いただけると期待しております。
 内容は、インプラントに興味はあるがまだ診療に導入していない先生、ビギナーの先生、ある程度臨床経験がありレベルアップを目指したい先生、また多くの一般会員にも十分に理解していただけるベーシックな講演と、再生医療等をはじめとするアドバンス的な講演の2部構成を考えております。
 保険外診療のインプラント治療ですが、市民への正しい知識の周知と啓蒙があってこそ、信頼される技術が提供でき、歯科医療の発展につながり、未来への展望が開けると思います。
札歯初めての「インプラント」をテーマにした学術講演会は、多くの会員の期待と支持を得られることと信じております。

 とても楽しみですね。

 皆さん、こんにちは。院長の北山です。

またまた、ご無沙汰しておりました。コメントしてくださっていた方、木漏れ日さん、

すみません、今日、見ました。ありがとうございます。

励みに更新していきます。よろしくお願いいたします。

 今年の12月、1月、2月の3回コース、坪井陽一先生のセミナーに参加してきます。

5年前のスウェーデン研修で、はじめてお会いして、坪井先生のお考え、技術を吸収

できる機会を得ました。

 実は、9月末のモナコでのEAOで、偶然にもお会いしまして、また10月のはじめ、

札幌での日本口腔外科学会のときに、お食事をごいっしょさせていただきました。

 日本でのインプラント治療の第一人者のおひとりである坪井先生は、やはり、奥の

奥、また世界の裏事情をよく知っています。

 インプラント治療では、師匠と呼べる方にやっと出会えたという感じです。

図1

2005年のスウェーデン研修時に坪井先生と真ん中は、
アストラテックの研修マネージャーのビクトリア。

 熊本坪井塾の理念です。

塾生の目指すものは、診療室や手術室で最高のパフォーマンス(安心、安全、安楽)を

提供して患者にもスタッフにも感動を与えることである。

客観的な視点で仕事に対峙することで、冷静な判断が可能となり、困難を克服し、

危険を回避し、最高の結果が得られます。

 混迷した社会の中で生き抜くには、才能や能力よりメンタリティー(気持ち、姿勢)

が重要となります。メンタリティには、二つの側面があります。

 ひとつは、どんなに困難でも仕事を必ずやりぬく姿勢です。患者のハードな要求は

塾生に幅広い知識と技術を身に付けさせます。

 二つ目は、失敗やクレームを引きずらないストレス耐性です。

失敗経験は再挑戦時の成功率を高めます。ポジティブシンキングも必要ですが、

鈍感力こそ現代の昏迷した社会を生き抜くために基本となります。鈍感と鈍感力とは

異なります。渡辺淳一は、「鈍感力とは基本のところで鈍感さ見識を持ち、その上で

能力をさらに伸ばす推進力、あるいは落ち込まない復元力」と述べています。

 熊本坪井塾では全ての塾生が強いメンタリティーと鈍感力を醸成できる場を積極的に

提供したいと考えております。

 やはり、心ですね。

稲盛名誉会長が、おっしゃる「人間として正しいかどうか」という哲学。

 嘘をついてはいけない

 人に迷惑をかけてはいけない

 正直であれ

 欲張ってはならない

 自分のことばかりを考えてはならない

 など、誰もが子どものころ、親や先生から教わったにもかかわらず、大人になるに

つれて忘れてしまう単純な規範。

 熊本は、はじめてですので、とても楽しみです。